治療症例紹介・コラム

Colum 【治療経過のご紹介 No.133】20代-椎間板ヘルニアと診断された患者様

患者様

20代 男性

2023年10月治療 治療から約11カ月経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L5/s)に椎間板ヘルニアが認められます。

治療前の経過・治療について

2023年2月から腰と右下肢に痛みが出るようになる。

近医の整形外科を受診し、投薬で様子を見ていた。

治療目的で当院来院

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前4634
治療から1週間後2423
治療から1か月後1421
治療から3か月後0211
治療から6か月後0111

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、治療から3日目で痛みが緩和されてきた。

1か月経過時、長時間座っていても前より痛みが出ないようになってきた。

3か月経過時、疲れた時に足がちょっと痛みやしびれが出る。治療前は30分しか座ってられなかったが今は2時間程度なら座ることが出来る。

6か月経過時、3か月時よりしびれも治まってきた。全体的には調子が良くなってきている。

今回の患者様は、右寄りの椎間板ヘルニアによって症状が出ていたと考えられます。

年齢が若いですが、治療効果が出るまでの期間は他の患者様と変わりませんでした。

セルゲル法は、年齢によって治療効果が出る期間に差が出づらく平均して3カ月程度、改善までに期間を要します。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長